毎日スキンケアを行っていても、加齢と共に、そして食生活の乱れやストレス、紫外線など内部からも外部からも肌はダメージを受けています。そんなダメージが蓄積して行き、様々な形で肌に現れるのです。
大人ニキビやシミ、ソバカス、年齢と共に出来るシワやたるみなど肌に関する悩みを多く持っている人は多いのではないでしょうか。
ニキビケア用や美白用など悩みのピンポイントに合わせた化粧品は数多く売られていますが、肌悩みが複数ある場合、その悩みのどれにも効果的な化粧品というものはなかなかありません。
ましてや人によって肌質は違うので、効果のある人と無い人とで結果はまた変わって来てしまいます。
高級化粧品に頼ればそれなりに成果はあるのかもしれませんが、高級化粧品を継続して使うにはお財布に結構な負担がかかるので、出来ることなら手頃な値段の化粧品で肌悩みを解決したい…と考えている人も多いと思います。
そこでお勧めしたいのが、ローズヒップオイルです。
ローズヒップオイルは比較的安価な価格で売られていて手に入れやすいのは勿論ですが、その効果の幅広さは目を見張るものがあります。

南米では傷薬として使われているため、ニキビなどに特によく効くと言われていますよね♪
細胞を活性化させ、肌のターンオーバーを促進させる力もあるので、シワやたるみ、シミやソバカスにも抜群の効果があり、オイル自体が紫外線に反応しやすいので、夜のスキンケアの中に組み込んで毎日ケアを行うことをお勧めします。
美肌作りに欠かせないローズヒップオイルを最大限に活用しましょう
ローズヒップオイルとは?具体的な美容効果

ローズヒップオイルとは、野生のバラの実から抽出されるオイルです。大変希少なオイルで、1kgの実からわずか3gしか抽出されません。
オリーブオイルと比較すると200分の1になります。そのため高価です。
しかし、高い美容効果があり、何と成分の95%は美容成分です。

ハリ、ツヤ、潤いなどの効果がありますよ。
オイルはべたつきそうですが、そこまでべたつきは気になりません。
ローズヒップの成分と効果について
ローズヒップオイルにはトレチノインというターンオーバーを促す成分が含まれています。
トレチノインはニキビ薬やシミやシワの改善薬に配合されています。医薬用のトレチノインは強力な副作用があるため、使用量には注意する必要があり、医師の指示に従って使用する必要があります。
しかし、ローズヒップオイルの場合は副作用の心配がないです。それは副作用の心配がないのは自然な形でトレチノインが含まれているからです。
また、ローズヒップオイル中のトレチノインはオメガ3脂肪酸の中に溶け込んでいます。細胞膜は脂質でできているので水溶性成分は通過しにくいのですが、オメガ3脂肪酸の中に含まれていることで、細胞の中への浸透がよくなります。

そのため、効果的にじっくりと浸透できるのです。
細胞の中に浸透したトレチノインは、ターンオーバーのスイッチをオンにします。新しい細胞が生まれることで若々しく瑞々しい肌に近づきます。
ローズヒップオイルを髪の毛にも効果的!

ローズヒップオイルは、乾燥肌の人にはもちろんオイリー肌の方にも使用することができ、非常に万能なオーガニックなオイルとなっています。しかし、オーガニックゆえ酸化が早く、開封したら早めに使い切ってしまわなければならないのが難点の一つです。

遅くとも半年以内に使いきったほうがいいでしょう。
顔はもちろんボディにも使えますが、髪の毛にも使えるという事を知っている人は少ないのではないでしょうか。
ローズヒップオイルを髪の毛に使う方法としては普段使っている、シャンプーやリンスに混ぜて使用するという方法です。
パサつき防止はもちろんの事、ハリや艶、コシまで出てくるといった効果も人によって期待できます。
肌の日焼け対策や日焼け後のクールダウンを行う方は多くても、髪の毛の日焼けケアはどのようにしていいかわからないし、なかなかしている方もいないのではないでしょうか。
日々の洗髪でローズヒップオイルを混ぜて使用するだけでも十分ですが、「いつもより紫外線を浴びてしまったな。」と感じた時はローズヒップオイルをそのまま髪の毛に染み込ませて頭皮を十分にマッサージしましょう。
そのあとはいつもと同じようにシャンプーをして洗い流すだけでOKです。
日焼けは髪の毛のダメージだけでなく頭皮にもダメージを与え薄毛にも影響を与えてしまいますので、ローズヒップオイルでケアをすることで抜け毛対策にもつながります。